この世界には、君と僕だけで充分だ。

だからね、君はこっちに来ちゃダメだよ。

僕は、過去の君と君を見守っていることにする。

君と時間を進められないのは少し寂しいけど、あの頃の僕らで、きっと君が幸せになれるように見てるから。


永遠を願うことなんか、きっと無意味で。

きっと、明日を願う方が難しくて、苦しくて。


だけど、僕はわかったよ。


明日を生きたいと願うのが、どれほど綺麗なのか。

汗を流して、涙を流して、溺れて、這って、藻掻いて、足掻いて、それでも、手を伸ばし続けて。


君が起こしてくれた奇跡は、僕にとっての明日だった。

だから僕は、明日という過去を大切にする。


バイバイ、幸せになってね。

...いや、今度は僕が奇跡を起こして、君を幸せにするよ。


君に、明日を与え続けるから。