この世界には、君と僕だけで充分だ。

一瞬にして、色々な人の叫び声が消えた。

いや、違う。

聞こえなくなったんだ。


「...よ」


...だけど、ただ一人の声だけは聞こえた。


「...だよ」


何...?聞こえないよ...。


「好き、だよ」


あ、やっと聞こえた。

君の、涙声が。