この世界には、君と僕だけで充分だ。

君との時間は、あっという間ではあったけど、かなり濃密だった。


「神様はいるんだよ」

「天使はね、いつでも味方でいてくれるんだ。奇跡だって、私なんかより簡単に起こしちゃうんだ」


君の話は、現実味なんか1mmもなかったけど、僕にとっては特別で、楽しかった。

そして、僕は思ったんだ。

永遠なんていらない。

永遠を手に入れてしまえば、君がいない世界を生きなければいけないから。

だったら、僕は明日が欲しい。

君と笑って過ごせる、明日が。