「で、でも大学が…!」

「1日分の単位落としても落第しないほどクソ真面目に大学通ってんだから、今日くらいへーきだろ!」

「佐田君は?
でてないでしょ?ね?だから、」

「残念♪
俺はちゃんと毎日出てますー。」

「でもっ…!
ちょ、なにす…っ、佐田君、やめっ…」

佐田君は僕のズボンを脱がしていく。

…ん?

待てよ、僕がズボンをはいてるってことは…

「佐田君、昨日ホントはなにもなかったんじゃないの?」

「…どうして?」

「だって僕、ズボンはいてる。
しかも、昨日と同じヤツ。」

「……ぶあっはっは!!
なに言ってんだお前!

昨日自分ではいたんじゃねぇかよ~!

ズボンは汚したくないとか言って脱いで、寒いからはいて寝るとか言ってはいてたじゃんか。」

そ、そんなことまで言ったのか…。

恥ずかしい。
いくら何でも恥ずかしい…!

「…で?もう言い訳は終了?」

「うっ…」

「…フッ。それじゃあ、いただきます♪」


佐田君は意地悪く笑ってから、僕を隅々まで食べ尽くした。