絶対絶対好きになんてならない!

『真白ー、日野が呼んでる。』






ビクッ。
そう体を震わせるのは、私宮野真白。
17歳。
普通の高校二年生。





私が、怯えている兼大嫌いな人。







『…早くしてくんない?』






『…なん、ですか?』








日野新太。
同い年の生徒会長。

とにかくクール!







『だから、宮野さん、委員長でしょ?このクラスのアンケートまだなんだけど?』




『だから、それは先生に渡しましたって…!』





『俺に直接渡せって言わなかった?』







そんなことできるわけないでしょ!
私がこの人を大嫌いになったきっかけ。
それは、高校二年生になりたての時だった。