「ご、ごめんっ」 私は慌てて離れた。 「階段だと思わなくて……。」 「危ない。」 佐々木くんは、 ボソッと呟くように言った。 温かい感覚がまだ、腕に残ってる… 王子様は、 クールだけど とても温かい人でした。