すると、 席替えしたばかりの 席の椅子に座っていると、 頭上に声が聞こえた。 「フフっ なにが、 『だれの隣でもいいだろう?』 だよ。 加藤さんの隣で嬉しいくせに~」 「優樹っ!?」 永沢優樹。 入学式で意気投合したチャラい系男子。 いつも俺の痛いとこついてくるんだよなー いつのまにいたんだよ。