「冬真はすっげぇいいやつだ。だから莉桜、世界で一番幸せになれよ!」 ジリジリと日差しが照る夏空の下、この空に浮かぶ太陽のように湊人が笑う。 その笑顔はまるで、真夏の太陽に照らされて大きく咲くひまわりのようで。 ……私の、一番好きな笑顔だった。 「湊人……ありがとう……っ」 背を向けて歩き出したきみに、この言葉が届いたのかは分からない。 だけど私の胸は、今までたくさん泣いてきたのが嘘のようにスッキリとしていた。