そっか……。 冬真は、気付いてたんだね。 私が幼い頃から湊人を想ってたことも、私が毎日泣いてたことも。 自分の心に無理やり蓋をして、感情を押し殺すように笑ってたことも。 冬真は、全部全部気付いてた。 だけど、私のことを考えて、あえて何も言わずにいてくれた。 ……自分の恋を犠牲にしてでも、“頑張れ”って、“大丈夫”って、あめだまにのせて応援してくれた。 励ましてくれた。 ……冬真は、どんな気持ちだったんだろう。