ふぅーー。気軽に委員長に手を上げてみたけど、こんなにかかるとは思わなかった。


時間を見ると8時15分。外は真っ暗だった。


最後のメンバーの振り分けで時間がかかった。でも私1人だったらもっと時間かかってるはずだったし、俊介君がいてくれて良かったかもしれない。


「俊介君、ありがとね。こんな遅くまで付き合ってくれて」


「いいんだよ、俺だって一応は副委員長だし?葵さんの役に立ちたいし」と言ってニコッと笑った。


俊介君は優しくてこんな風に笑うんだ。だから男女にも人気があるって納得納得。


「ねえ葵さん」


後ろで名前を呼ばれ振り向く。


「外真っ暗だし一緒に帰んない?」


「え、でもそんなの申し訳ないよ」


「大丈夫だよ」


「な、何で?」


私が聞くと俊介君がニコッと笑って「女の子を1人帰らせるわけ無理じゃん?」て言った。


やっぱり俊介君は親切だ。優しい言葉をなげかけて最後にはニコッと笑ってくれる、絶対落ちない子なんていないんだよね。


「うん、じゃあお言葉に甘えて…」


そう言って私は俊介君と帰ることにした。


でもいくらなんでも真っ暗なのにさ靴箱電気ついてないってどうゆうこと。怖すぎるよ。電気もつけずにさー


「だ、誰?」