雨のにおいの空気を吸って
檸檬色の傘をささないで雨の空音を 体で感じる
水たまりを踏まないように
灰色の路を歩く
今日は 私の産まれた日。

空から降る雨粒を数えて紫陽花と一緒に創るのは美しい雨の旋律
聴こえるのは
ただひとりだけ…


紺の夜風に髪をなびかせ宇宙の空気を肌で感じるずっと 奏でていたいから。
天から降る涙はね、青い紫陽花になるんだよ
キミはもう 知っていたかな?


瞳を閉じて
紫陽花の詩を
宇宙の楽譜を
耳に残して
消えそうなリズムに
身をうずめて


ミンナ、歌オウ


奏でるならキミと一緒に。
タクトをふるのは優しく穏やかな天空で。



**********************・宇宙(そら)
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