純白の衣を
真っ赤に染めて
天使は立っていた
ナイフから滴り落ちる
真っ赤な血


きっとこの快楽は
誰にも分からない


胸にナイフを突き刺す瞬間も
怯える主の顔も
汚れた行為を行う自分も全てが愛おしくてたまらない


天から墜とされても
構わない
私は この快楽があればいい


だって私は、墜ちた天使だから…


神様、これは罪ですか?