目の前に道がある
先の見えない真っ暗な道

―‐早く進め。
誰かが言う。


ぼくは たたかう
あさを もとめて
小さい頃から僕にあった求めている 琥珀の朝を
僕は、神の仔


この道を行ってしまったら
もう君に逢えない気がした


―‐お前が行かないで誰が行く。
誰かが強く 僕に言う。


もう君に逢えなくなっても
世界を救えるのなら…


『いってらっしゃい』
君からのご褒美
心に刻んで
哀しみは消える
僕は負けない
僕は、選ばれし者


―‐世界に夜が明ける日は来るのだろうか。
低く静かに 誰かが言った。


僕は 先の見えないこの道を
ひたすら走り続けていこう


漆黒の未知
闇の余白
ぼくは たたかう
あさを もとめて
僕は 神の仔
朝は 来る