小さな呟きが部屋に響き渡ったと同時に 床に視線を落としていた俺の視界のほんの隅っこで、黒い影が横を通り過ぎる パァァァァァァァンッッッ その音はあまりにも儚く 寂しく 孤独に響いて 「………え……?」 状況が理解出来ていない俺達の目の前で 鮮赤色の液体が宙に浮いて飛び散った ……… 誰か………“ウソ”だと言ってくれ…