淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~






「……悠雅」




奥の車から降りてきたのは、奏さんと聖夜さん





「……なんだ」




流石というか何というか


こんな悠雅の前でも奏さんは困ったような笑みを浮かべ、聖夜さんはやれやれといった感じだった






「……お前言ったよな?俺に」





「……」





「お前が取り乱せば助かるのか?って」





……このまま説得できるのか?なんて思っていた俺達は次の言葉を聞いて驚いた






「分かっただろう?
大切な人を失ったら人は取り乱さずにはいられないんだ。


現にお前でさえ焦ってるだろ?




……フッ



夜は危ない

十分気をつけろよ?」









「「!!!!!!」」




「はぁ!?」





俺と海は目を丸くして顔を見合わせる



蒼なんて敬語が崩れている