「……悠雅」
奥の車から降りてきたのは、奏さんと聖夜さん
「……なんだ」
流石というか何というか
こんな悠雅の前でも奏さんは困ったような笑みを浮かべ、聖夜さんはやれやれといった感じだった
「……お前言ったよな?俺に」
「……」
「お前が取り乱せば助かるのか?って」
……このまま説得できるのか?なんて思っていた俺達は次の言葉を聞いて驚いた
「分かっただろう?
大切な人を失ったら人は取り乱さずにはいられないんだ。
現にお前でさえ焦ってるだろ?
……フッ
夜は危ない
十分気をつけろよ?」
「「!!!!!!」」
「はぁ!?」
俺と海は目を丸くして顔を見合わせる
蒼なんて敬語が崩れている

