「そんなにビビるなって~

別に変な薬じゃねぇんだから

ただの栄養剤だよ♪」







「……うそ」




「嘘ついてどーすんだよ」




コイツは今もそうだけどヘラヘラとだらしなく口元を歪めて


…出会った時から気持ち悪い男だと思っていた




「そういや俺まだ名乗ってなかったな」




せっかくの顔が台無しよね…なんて思っていると





「……いやっっ!!」





腕を引っ張りだされ無理矢理固定される






「大丈夫だいじょーぶ♪


俺の名前は岡 修司(オカ シュウジ)

覚えといてくれたら嬉しいなぁ」