淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~





……悠雅?






「…なんだ?」





探るような視線を向けていると眉をひそめられた








「いいの…?」






「なにが?」





「お兄ちゃんの所に行っても」





「……あぁ」






曖昧な返事




ほんとに行くよ?







「……あいつはお前を傷つけた

だから俺は一生あいつを許さない。」






「……」






「でも、碓氷組で監禁していたとき毎日会っていたが心は入れ替えてる。

あいつなりに反省してる」






……悠雅が饒舌だわ







「反省したぐらいで許されることじゃねーけど


あいつがお前の唯一の家族であることに変わりはねぇーんだ」







「……っ」






「だからあいつとお前の間にある問題に俺が首を突っ込むつもりはねぇ。

話したいことがあるなら行ってこればいい。」









「……悠雅っ」











私のことを深く深く




深く思ってくれて出たであろう言葉に感謝しながらその胸に飛び込む









「……ありがとう」







「…あぁ」












そっと離れた後、







「少し話してくる」








そう言うと







「必要なこと以外喋んなよ」








そう言われたから








「うん。
後で話聞いてね。」








そう返す。









「いくらでも聞いてやる。」










ありがとう。



いってきます。