淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~






「外に出したくなくなる…」






「……?」








外に出たらいけないの?








「はぁ…


他の奴に見せたくねぇーんだよ」








「っ!」








眉を潜めて少し言いにくそうに低い声を出した悠雅







…それって…







「似合ってる…かしら?」







「……予想以上だな」







「うれしい…」










こんな悠雅レアかも





照れてて可愛いな…





ぼぼぼっと熱くなった身体を冷ましながらふと思った









「誰にも見せたくないって言ったけど…


さっきまで奏さんがここにいたよ?」









「……」










うっかり口に出してしまったせいで、ピクリと悠雅が反応する








それは物凄い豹変ぶりで








「ああ゛?」










さっきまで纏っていたほんのりピンクのオーラが、あっという間にどす黒く禍々しいオーラに変わってしまっていた









「奏…



後で殺す」








…ひっ





怖い…怖すぎるよ…








「やめてやめて!」そう叫ぼうとした私の声は









「うわぁぁぁぁん
ひぎゃぁぁぁぁ」










2人の赤ちゃんの大音量の鳴き声によってかき消された