淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




でも、悠雅もやらなきゃいけないことがある。






私に申し訳ないと思っていることも蒼から毎日のようにメールで聞いている






私は悠雅仕事を邪魔してまで構って欲しいなんて思わないし







悠雅がいなくても、私には私のやるべき事があると思ってる







いつ帰ってくるか分からないけれど






私は晩ご飯を2人分作り、先に食べずに悠雅を待っている







可哀想なんて思わないで?






私にとってはこれ以上の幸せはないから…







大好きな人が私と2人だけの場所に帰ってきてくれるのを待ってられる






遅くても2人で同じものを食べれるのを待ってられる







私は悠雅がこの場所に帰ってきてくれるなら、何日でも待てる自信がある








ピロンッ







野菜を切っていると横に置いていた携帯が音を立てる




表示されるのは“海”という名前





海からメールが来るのは珍しく無いことなので、私は慌てることなくメッセージを開いた








「ぷっ…」







添付されていた1枚の写真







そこには、女の子に囲まれている海と






何故かフリフリレースの可愛らしいワンピースを着た相楽がゲッソリとした表情で写っていた






『もしかして女よけ?』






タタタッと素早く文字をうち、海に返信すると1分もしないうちに返信がくる






『すごい!当たりだよ
でも、よく相楽だって分かったね?ウィッグまで付けて完璧に女装したつもりなんだけど…』