でも、悠雅もやらなきゃいけないことがある。
私に申し訳ないと思っていることも蒼から毎日のようにメールで聞いている
私は悠雅仕事を邪魔してまで構って欲しいなんて思わないし
悠雅がいなくても、私には私のやるべき事があると思ってる
いつ帰ってくるか分からないけれど
私は晩ご飯を2人分作り、先に食べずに悠雅を待っている
可哀想なんて思わないで?
私にとってはこれ以上の幸せはないから…
大好きな人が私と2人だけの場所に帰ってきてくれるのを待ってられる
遅くても2人で同じものを食べれるのを待ってられる
私は悠雅がこの場所に帰ってきてくれるなら、何日でも待てる自信がある
ピロンッ
野菜を切っていると横に置いていた携帯が音を立てる
表示されるのは“海”という名前
海からメールが来るのは珍しく無いことなので、私は慌てることなくメッセージを開いた
「ぷっ…」
添付されていた1枚の写真
そこには、女の子に囲まれている海と
何故かフリフリレースの可愛らしいワンピースを着た相楽がゲッソリとした表情で写っていた
『もしかして女よけ?』
タタタッと素早く文字をうち、海に返信すると1分もしないうちに返信がくる
『すごい!当たりだよ
でも、よく相楽だって分かったね?ウィッグまで付けて完璧に女装したつもりなんだけど…』

