淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




「っつーか海

今日の昼飯購買付き合ってくれ」






チャイムが鳴っても聞こえなかったように話し出す俺に







「ちょっと、相楽
あなたの教室、ここから遠いでしょ?

チャイム鳴ったんだから早く行きなさいよ」







とみっちゃんが背中をグイグイ押してくる








「わーったよ」






「分かってないから、押してるんでしょ!
ほら!HR始まるわよ」








みっちゃんに観念した俺は






「じゃあまた後でな」








そう言い残し、教室に向かって足を進める









「相楽」








リンと透き通る鈴の音のような声








それはずっと前から変わらない








「ん?」








首だけ後ろに捻ると








「また後でね?」









「………………








………







…………だから…俺殺されるって…////」










美しい笑顔を浮かべたみっちゃんが映った