「じゃー、放課後会おうね!」
「ちゃんとみっちゃんのこと守れよ」
俺だけ違うクラスなのを恨むのは毎日のこと
廊下で海にみっちゃんを託すと
「もー、私は姫じゃないんだから狙われることはないのよ?
あなた達も今は普通の高校生でしょ?
護衛とかいらないわよ」
横から拗ねたようなみっちゃんの声が聞こえる
「澪ちゃんそれは無理な話だよ〜
族は解散したとしても、元No.1の姫ってだけで充分狙われるんだから…」
「そーだぜ
それにみっちゃんは今や悠雅の婚約者
狙ってくるのは族だけじゃなく、碓氷組を敵視している組もいるんだからな?」
そう言うと
「組に狙われるのは少し怖いかもしれないわね…」
と、全く怖がってそうに見えない無表情で呟く
「まぁ〜悠雅が傍にいる限り僕達の出番はないけど、学校にいる時に澪ちゃんのことを守るのは僕達の役割だから!
それにもう習慣になっちゃってるしね?」
「そう…
ありがとう」
「まぁ、卒業して悠雅に監禁されるまでは素直に守られてろってこった!」
「か…監禁!?」
「相楽…言葉が悪いよ…
でも、卒業したら今よりは外に出れないかもね〜
悠雅は過保護すぎるから」
そんなやりとりをしていると
……キーンコーンカーンコーン
朝の予鈴が鳴る

