淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~





「じゃー、放課後会おうね!」





「ちゃんとみっちゃんのこと守れよ」





俺だけ違うクラスなのを恨むのは毎日のこと





廊下で海にみっちゃんを託すと





「もー、私は姫じゃないんだから狙われることはないのよ?
あなた達も今は普通の高校生でしょ?

護衛とかいらないわよ」







横から拗ねたようなみっちゃんの声が聞こえる








「澪ちゃんそれは無理な話だよ〜

族は解散したとしても、元No.1の姫ってだけで充分狙われるんだから…」







「そーだぜ

それにみっちゃんは今や悠雅の婚約者

狙ってくるのは族だけじゃなく、碓氷組を敵視している組もいるんだからな?」









そう言うと





「組に狙われるのは少し怖いかもしれないわね…」







と、全く怖がってそうに見えない無表情で呟く








「まぁ〜悠雅が傍にいる限り僕達の出番はないけど、学校にいる時に澪ちゃんのことを守るのは僕達の役割だから!

それにもう習慣になっちゃってるしね?」







「そう…

ありがとう」








「まぁ、卒業して悠雅に監禁されるまでは素直に守られてろってこった!」







「か…監禁!?」








「相楽…言葉が悪いよ…

でも、卒業したら今よりは外に出れないかもね〜

悠雅は過保護すぎるから」








そんなやりとりをしていると







……キーンコーンカーンコーン




朝の予鈴が鳴る