「まさか!僕は悠雅の決めたことに反対したりなんかしないよ。
もちろん僕自身の気持ちとしても、解散が嫌だと思うことは無かった。
でも、やっぱり族を抜けた後は寂しいよね…」
「………そうよね」
「俺は悠雅が判断したことに従っただけで、族を解散したいともしたくないとも思わなかったなぁ〜
ま、全ては総長次第だからな!
でも俺はどっちにしろ黒澪以外に居場所を作るつもりはない!」
「相楽……」
朝から2人の気持ちを聞いたことによって
どれだけ悠雅が信頼されているのか
どれだけ黒澪が愛されていたか
再確認することができた…
「その言葉聞いたら悠雅も喜ぶわね」
そう笑顔で言うと
「ちょ、澪ちゃん!
その笑顔はやばいよ、僕が見たら殺されちゃうっっ」
目の前にいた海が両手で自分の顔を覆う
「ちょっと…
私の笑顔は凶器扱い?」
「海…お前言い方考えろよ…
まぁ、俺でもちょっとやばかったけど…
次見たら一瞬で悠雅に殺されるな…」
…二人して失礼だわ…
さっきまで感動してた気持ちを返して欲しい
「どうせ澪ちゃんのことだから別の意味で捉えてるんだろうね…」
「みっちゃん天然だもんな…
高3にもなって」
フイッと顔を背けてスタスタ歩き出すと、後ろから聞こえる2人の笑い声
「おいていくわよ?」
「だめだめ!澪ちゃん一人にしたら怒られるっっ」
「そんなに慌てんなって、海。
みっちゃん歩くのおせぇーから!」
「相楽ーーっ!」
「あっはははは」

