「お前も俺の目の届かない所で浮気してんなよ」
その言葉に
「当たり前でしょ?」
と自信満々の笑顔を向けると、今度は触れるだけの優しいキスが降ってくる
そして
「んん゛」
蒼の咳払いで我に帰った私は、まだ足りないという顔をする悠雅を引っぺがし
「いってらっしゃい!」
と背中を押して見送る
「いってくる」
優しげに微笑んだ悠雅は
(新婚みたい)とニヤける私のおでこにまたまたキスを落とすと
やっと家を出ていく
ドアがしまった後、寂しさを覚えるも
幼い頃に味わった、孤独の寂しさとは違う
学校が終わって帰ってくるのは悠雅より早い
だから、どんなに帰りが遅くても悠雅を笑顔で出迎えることを楽しみに
私の1日は始まるの

