淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




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「もうこうやって皆で飲む回数も少ないんだろーなー」





「ほんとほんと。この後オレどーしよーかな…」




「俺は兄貴が族入ってるからそこに入らせてもらおっかなー」




「俺は金でも稼ぎにいくかな」





……飲み会が始まって5分も経ってないのに、私は寂しくなっていた






皆の口から零れる言葉、話は''これからのこと''






族解散がどんどん私の中で確実になってきて






寂しさが込み上げる






「澪ちゃん飲まないのー?」




無邪気で可愛い海と




「飲まねーと楽しくねーぞ!ははっ」




活発的でガキ臭い相楽と




「今日は飲まないと、素面で皆の相手は厳しいですよ」




紳士で腹黒い蒼と




「澪さん、あっちで皆が待ってますよ」




優しくて賢い琉依とその他の下っ端さん達





「ううん、今日は遠慮しとくわ。

ここで皆を見ながら浸ることにしたから」







みんなみんな、命にも変えられない








大切な大切な仲間達







もうしょっちゅう集まることなんて出来なくなってしまうけど






この絆、この縁は一生切れないと思うから









「そうですか。ではゆっくりしてて下さいね?」






「じゃあ僕達向こうで飲んでくるね」






「なんかあったら呼べよ?
すぐ来てやるから!」











「ありがと…蒼、海、相楽」