淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~






「「「戻りましたーーーー!!」」」








!!!?





何回聞いても慣れないバカでかい声







「やぁーっと見回り終わったか、琉依達」



「遅かったですね」



「どーしよぉ…すっごい部屋散らかってるよぉ」







「「「「………」」」」









最後に聞こえた海の言葉に、全員が無言で辺りを見渡す





「幹部室だから下っ端達は入れなかったら問題ねぇけど…









……悠雅は帰ってきてねぇよな?」












………ゴクリ






それはもっとも避けたいこと






結婚式前に…それもこんな早くからドレスを知られるのはちょっと気が引けるし





……まだプロポーズされたわけでもない…












……あれ?








「……どーしたの?澪ちゃん」



「…なんか顔色悪くね?」










……まって




私…






「……どーしよう、海、相楽、蒼…」










「………どうかしましたか?」





不安が、どっと凄い勢いで押し寄せてくる