淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~






「ううん。ごめんね。

何でもないやっ!澪がその反応なら私が心配することはなさそうだ!」





そう言ってニカッと泣き笑いになる





「そう…

ありがとう」






ふっと口元を緩めた後、再び私達は



お互いの存在を確認するように






キツく…キツく抱きしめあった









「……ほんとうに



おかえりなさい!」







「……ただいま。」







きっと何年経とうと




何があろうと




ここは私の居場所




離れられない場所




孤独の時から




幸せな今までずっとずっといた居場所







その居場所は



“自分の家”とか、“悠雅のそば”とか、“優香のそば”とか“黒澪’とか




具体的なものじゃなくて




皆がいる場所



皆の近く






そして、“温かい場所”