「ううん。ごめんね。
何でもないやっ!澪がその反応なら私が心配することはなさそうだ!」
そう言ってニカッと泣き笑いになる
「そう…
ありがとう」
ふっと口元を緩めた後、再び私達は
お互いの存在を確認するように
キツく…キツく抱きしめあった
「……ほんとうに
おかえりなさい!」
「……ただいま。」
きっと何年経とうと
何があろうと
ここは私の居場所
離れられない場所
孤独の時から
幸せな今までずっとずっといた居場所
その居場所は
“自分の家”とか、“悠雅のそば”とか、“優香のそば”とか“黒澪’とか
具体的なものじゃなくて
皆がいる場所
皆の近く
そして、“温かい場所”

