「邪魔するぞ」
そう言って了解も得ずにズカズカと入り込む悠雅に対して私は
「……」
一歩を踏み出すのにすごく戸惑っていた
「……澪ちゃん
優香ちゃんは二階にいるよ。きっと待ってるだろうから行ってあげて?」
そんな私を少しの間見ていた奏さんが口を開く
「…なんて声をかければ…?」
「ハハッ…それは澪ちゃんが決めることで
しょ
大丈夫!緊張しないで!
澪ちゃんがそんなに緊張してたら優香ちゃんの方がもっとビクビクしちゃうよ」
「……」
…こんなところでグジグジ悩んでても仕方ない
とりあえず顔を見ないと…
「澪、俺はずっと下で待ってる。
何かあったら行く。
だから安心して話してこい」
「………うんっ」
悠雅の言葉で最後の一押しされた私は、久しぶりの家に足を踏み入れ
ゆっくりと、優香の待つ二階へと階段を登っていった

