淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




「あぁ?おっさん何言ってんだ?
コイツ逃げようとしてたじゃねぇか

おっさんになんて誰も靡かねぇよ

俺が連れていくんだ」





……コイツもか





呆れ果てながら、言い合いにならない内に抜け出そうとしても



前にチャラ男


後ろに中年男性





挟まれて動けない








これ以上寄られたら…また呼吸困難とかになりかねない





どうしようかと考えていると







「おっさんなんか放って置いて、行こうぜ?」





ニヤニヤしながらチャラ男が近づいてきて、手をこちらに向かって伸ばしてくる






「……っ!」



後ずさるも「さぁ」と詰め寄ってくる







もう少しで触れられそうになり






「……やっ……」







小さい震えた悲鳴が口から漏れた時


















─────────グイッ









「テメェら2人、どちらの物でもねぇんだよ






……コイツは俺のだ」