「……~…~」
「………~~~…」
?
ぶらぶらと歩いていると聞こえてくる2人の声
「……で?澪ちゃんは大丈夫なのか?」
「…まだ起きてねぇ」
そうか…まだ…
組長の言葉に答えた奴は悔しそうに唇を噛み締めていて
「………」
最初からコイツに任せとけば良かったのかもしれないと
素直な気持ちが芽生え始めた
「………今日も帰らねぇ」
「あんまりお前も無理するなよ?」
そう言った組長の言葉で
コイツが毎日この時間帯以外、病室にこもりっきりなんだと初めて知った
「……わりぃな」
俺はある事を胸に決め、そっと謝罪の言葉を呟くと
「……よし」
周りに誰も居ないのを確認して碓氷組を脱出した
脱出したっつってもかなり大変だったけどな…

