淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




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「澪ちゃん…悠雅に何言われたの」





卒業パーティーの騒ぎも一段落した頃






『みっちゃんに見てもらいたいものがあるんだ』






と、相楽と海に呼ばれた








「……べつに

大したこと言われてないわ」






苦笑いで聞いてきた海に冷静を装って返す






「ふ~ん?俺にはそうは見えねぇけどなぁ?」






パタパタと手で熱い顔を仰ぐ私をからかうように見つめてくるのは相楽







「………知らないわよ」






「ははっ…

あんまり澪ちゃんイジメたら悠雅に怒られるよ~?」






「……それは勘弁」











……




「『今度俺以外の奴の前で笑ったら犯すからな?』って言われた」








………なんて言えるわけないじゃない!!








あのエロ総長…







そんな私の心情とは裏腹な海の明るい声が聞こえる








「ここー!」






連れてこられたのは






「調理室?」





倉庫に必要かと疑うくらいで


私も2回くらいしか入ったことのない調理室だった