淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




「み…お…?」









「っっ」





久しぶりの感覚




貴方の声で名前を呼ばれると心臓が跳ねて


ジワジワと熱を持っていく









「……っ」



声にならない声を出しながら必死にコクコクと首を縦にふる















ギュウーーーーーッ






「…えっ」






悠雅の顔は私の胸に埋められていて


たくましい腕は背中に周り、苦しいくらい強く抱きしめる










「……っ


やっと…やっとだ」






苦しそうな、嬉しそうなその声がまた涙を誘う







「……っ


心配かけてごめんねっ…


ただいま、悠雅」







涙目でそう微笑むと








「おかえり…もうどこへも行くな」








顔を上げて、長い指で涙をすくってくれる








「「………」」








長い間見つめあった後




どちらからともなく顔を近づける










「……ふっ」






悠雅の舌が私の舌を絡めとり吸い上げる