淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~




『うん?』





「私は…


私は興を元に戻すことが出来なかった。


生きてるか、分からないけれど


興は最後まで狂ったままだった」





『……』





心の中で応えてくれるお父さんの声は、1度途切れた後『…そうか』と寂しそうに再び流れてくる







「……お父さん


私、自分の目的をやっと見つけれた」





『……うんうん』





「その人と居たいと思った」






『…うん』






「その人を守りたいと思った」





『うん』





「その人のことを誰よりも愛してると思った」











『……良かったな』