淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~



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<海side>





「ん〜見られてるねぇ〜」



病院に僕達が入った途端これだもんねぇ〜



「気にしてる暇なんてありません」



蒼はそんなこと言ってるけど


悠雅がいない分、視線のほとんどは蒼に向いてるの分かってるのかなぁ?






患者はもちろん


病院に来てる業者の人も


看護師も


医師も




俺達に視線を向けながらコソコソと噂する





「まぁ、こんな公共の場に裏の俺達はあんまり来ねぇからなぁ」




「そうだねぇ


って、それより相楽がそんなネックレスしてるなんて珍しいね」




相楽の首にはキラリと光るシルバーのネックレス




悠雅がつけてそう…






「あぁ?これ?

これは悠雅のだぜ。みっちゃんからクリスマスに貰ったんだとよ。

みっちゃん拉致られた時なんか壊れそうなくらい握りしめてたしな」







相楽につられて僕も笑う




「そうなんだぁ

どうりで悠雅がつけてそうなネックレスだと思った



……ってそれダメじゃんっ!」