淡く儚い恋物語 Ⅱ ~貴方との夢~





「「……」」






「俺達、病院の中まで入りません!
外で静かに待ってます!」





「「「お願いしまっす!!!!」」」









「「……っっ!!」」






下っ端までもが姫1人のためにこんなに必死になる族は一体どれだけあるだろうか






「………澪ちゃんすごいね」







「気持ちはわかるからなぁ〜」







ただ………


“迷惑になる”





常識があり正当なこの族にとって、迷惑になるかもしれない行為をむやみに許可することは悩むものがある














「……いいんじゃないですか?」








1人の男の声で下っ端全員が顔を上げる






目をキラキラさせて











「蒼…」


「……悠雅も病院にいるんだぜ?
それに責任は全部俺達だ」







「……では彼らの意思は?」




「「……」」





「琉依、メンバーを静かにまとめていてくれますか?」





「はいっ!!勿論ですっ!!」






「…だそうですよ?」