はぁ・・
もうイヤだぁ・・
メイクはぐちゃぐちゃ。
制服も汚れちゃったし。
オシリは痛いし。
遅刻決定だし・・・
「・・・よかったら乗っていきます?」
「えッ!?」
い、いまなんて!?
アタシの幻聴だよね!?
「私たちも南星学園に向かうんです。よかったら、一緒に乗っていきますか?」
「は、はいッ!ありがとうございますッ!」
その人は優しく笑って、後ろの座席のドアを開いてくれた。
な、なんて優しい人なんだろう・・・
人生悪いこともあればいいこともあるもんなんだなぁ♪
車の中はすごく広くて、テーブルとかまであるしッ!
感激ぃー☆
「車だと20分くらいで着きますので。」
「はいッ、どうもすいません♪」
優しい人は運転席に座った。
となりに座れないのが少し残念・・・なんちゃって♪
