でもなんでだろう。 見つけた瞬間、驚いたのと同時に、 すごく遠くなってしまったことを感じたと同時に、 懐かしくなった。 ずっと憧れていたのに、 勇気が出せなくて、 たった一回しか言葉を交わせなかった、 私の、初恋の人。 「虹希先輩・・・」