こうして、慌ただしく過ぎた2泊3日は終了。
私らは学校に戻っていた。だけどまだ、自分の気持ちに整理がつかないでいた。

万「付き合っちゃえばいいじゃん。琴音も龍神の事好きなんでしょ。」

琴「わかんないよ。好きだけど、どういう好きかは分からないの。」

万「ドキドキする?キュンってする?時々辛くて心がズキンってする?それが恋なのよ。」

琴「全部ある。龍神君だけ。これが恋。そっか。私龍神君の事。龍神君に行ってくる!」

万「頑張ってね。」

私はあの日の場所へ駈け出した。