友「友理奈。それが私の、名前。友理奈。友理奈。私は、友理奈!」

フェーン。

私は、安心の余り泣いてしまった。

雫はとまりそうになく、龍神君が優しく、抱き締めてくれた。

父「いい友達を持ったな!友理奈。今日はここに泊まりなさい。友達もな!ガハハ!」

母「勿論部屋割りは任せなさい!梨音。この子達を客間へ。お願いね。」

梨「はい。皆様。こちらです。お荷物は後で持ってきますので置いておいてください。」

万「ありがとうございます。」

私は、龍神君に支えられながら、ゆっくり歩いた。