O♡L

そう言って、オフィスに戻ろうとしたあたしのところへ、課長が駆け足で回り込んできた。

そして、あたしの前方を塞いだ。


「俺と阿部が付き合ってるって?」

「そうですよっ」

「んなわけねぇだろ」

「だってさっき、クリスマスにー…」

「だからっ、あれは違ぇって!!!!」


突然、拳を壁にぶつける五十嵐課長。


「さっきのクリスマスの話は、松本様との食事のことだよ。べつに付き合ってなんかねぇし…」