O♡L

気付いたら、真横に五十嵐課長が立っていた。


あたしがイライラしている間に、すでに2人の話は終わっていて、課長はあたしがいる方へ歩いてきていたみたいだった。


「こんなところでなにしてんだよ?」

あたしの顔を覗き込む課長。


「ただ、メイク直ししてきただけですっ」

あたしはそっぽを向いて、足早に去る。


でもこの際だから、嫌味の1つでも言ってやろうと思った。