O♡L

そう言って、課長に手提げ袋を差し出した。


「は?俺に?なんで?」

「ちょっと作りすぎちゃって…。五十嵐課長はたくさん食べられるって聞いたので、どうかな〜と思って持ってきたんです」


課長は受け取った手提げ袋から、お弁当箱を机の上に出す。

あたしのタッパーとは違い、ちゃんとした男性用のお弁当箱だった。


フタを開けると、赤、黄、緑と彩りがよくて、見ているだけで食欲がそそられた。