O♡L

少し不機嫌そうに五十嵐課長が返事をする。

それを合図に、ゆっくりとドアノブが下がった。


「失礼しま〜す」


そこへ現れたのは…。

…なんと、ミナミさんだった。


「阿部か。こんなところでどうした?」

「さっきたまたま、ここに入っていく五十嵐課長を見かけて〜…」


ミナミさんの手には、かわいらしいランチバッグのような手提げ袋が握られている。


「もし、お昼まだでしたら食べていただけませんか?」