O♡L

「イテテテ…。べつに真実だから、いいじゃないですか〜」

「変にプレッシャーかけられるのは、イヤなんだよ」


意地悪な顔をして先輩をいじめる五十嵐課長と、運が悪いことに目が合ってしまった。

電気が走ったように体がビクッとなった。


「小稲っ」


そう言って、五十嵐課長はあたしに向かって何かを放り投げる。

それは、課長の黒い長財布だった。


「下の自販機で、スポーツドリンク買ってこい」