「莉奈…まだ終わってないみたいだし戻ろっか」 「え…?戻るの?!」 栞に手を握られて引っ張られてさっき座ってたとこにいつの間にか戻ってた。 「では、そろそろお時間になってきました。」 え、もう終わる時間になっちゃったの? 隣に座ってる栞と顔を見合わせて、あははっと笑う。 「この度は本当にお越し頂きありがとうございました。」