仁くんは帰ってきて潤に真っ先に会ったらしい。


そこで仁くんは潤にこう言った…


「なぁ…潤也。
お前が俺のことを親友だって思ってくれるなら何も言わないで聞いて、絶対に俺が言うことに従って。」


潤はもちろん親友だと思っていたから、何も言わずに仁くんの言葉を聞いて従うことにした。


「俺さ…もう莉奈のこと冷めた。
2年記念日の日に迎え行くとか言ってたけど、もう迎えに行けねぇ。
アメリカ行ってさ、色んな女見てきて…俺の世界が広くなったんだよね。
そしたら莉奈なんて頭に残ってなかった。 俺…彼女いるんだわ。
そういうことだからさ…このこと莉奈に全部伝えといてよ。
じゃ、そういうことだから…see you.」