「ううん、大丈夫! あたしもずっと仁のこと引きずってちゃダメだよね… ほら、今日は楽しも!!」 あたしがそう言うと元気よく栞は顔を上げて 「…うんっ! せっかく颯斗くんがチケットくれたんだもんね!」 笑顔で言ってくれた。 「よし、着いたから降りよ。」 バスを降りるとすぐに映画館があるんだけど、その隣にショッピングモールがあるから先にショッピングモールに行くことにした。 「ねぇ莉奈ー、まだ9時半くらいだよ?どうする?」