「すごい!ありがとう莉奈! ってことで、日曜日に一緒行こうね!」 肩を掴んですごく前後に揺らされた。 ここまでされて断れないでしょ… チケットもあるし… あ、でもすごく羨ましそうに見つめてる優花に渡すっていう手もある! …でも、わざわざあたしに渡してくれたんだし、行くしかないか。 「うん、じゃあ日曜日にね。」 「いやー、ほんとに楽しみ! もうめちゃくちゃお洒落していくんだから!」