『もうネットとかで彼女のことが回ってるみたいなので知ってる人もいると思います。ネットに書いてることも報道のことも、ほぼ全て事実です。僕は、彼女のことを幸せにしたいと思っています。ずっと僕のそばにいて、僕を支えて欲しいと思っています。』
何言ってるの……
ダメだよ、ファンのみんなの前でこんな事言ったら…
『だからといって、ファンの皆を捨てたとかそういうわけではないんです。僕は、princeの神崎颯斗であり、一高校生の神崎颯斗でもあるんです。princeの時はprinceのことしか考えてません。ファンの皆を忘れたことなんて1度もありません。僕のファンであるというなら、この報道も全て含めて僕のことを好きになって欲しいと思っています。』
颯斗……
『僕は、彼女のことを愛しています。でも同じようにファンの皆さんを愛しています。どうか温かく見守って欲しいと思っています。
…突然、こんな話になってすみません。今日は来て下さりありがとうございました。』
そう言って、颯斗はイベント会場から出ていって、簡易の楽屋のようなところに入っていった。

