『あ、もしもし!?…良かった。メールしても返事来ないから…。あのさ、莉奈…テレビ見た?』
「…うん。見た、よ。」
栞からの電話はそんなことだろうなとは思った。
本当は栞に心配させないように元気なフリしたいのに、思うようにいかない。
『あれって、莉奈のことでしょ?
あとね…テレビ見てからネットで調べてみたの。神崎颯斗、って…』
「…うん。」
『そしたら神崎颯斗 princeよりも先に、神崎颯斗 彼女っていう検索ワード出てきて…それ見たら、莉奈のことがたくさん書かれての。』
「……えっ、?」
あたしのことって…どういうこと?
『多分誰か学校の人がバラしたんだよ…体育大会の時のこととか、莉奈の写真とか莉奈のこととか色々書かれてて…あとっ、…』
「……な、なに?…」
何を言われるのか…怖い。

