「莉奈がこんなに颯斗くんのファンだったなんてびっくりね。まぁ、颯斗くんも人間なんだから…彼女の1人や2人ね。」
ママまであたしを慰めだす…
颯斗の彼女があたしだってことを知らずに。
あたしがこんなにショックを受けてるのはママやお姉ちゃんが思ってることとは違うのに。
ブーブー
突然携帯がなって、颯斗かと思い急いで携帯を開く。
【-栞-】という表示を見て、ホットしたような…焦りのような…色んな感情があたしの頭の中を巡る。
あたしは電話に出るために、なかなか目を離すことが出来なかったテレビから目を離し、2階の自分の部屋に入りバルコニーに出た。

